シンプルライフの魔人

汚部屋住人である青年とシンプルライフを説く魔人との対話。

物をまとめて混沌を解消する

更新日:

魔人
これまでの話の中で、収納の整理でやることは主に
・不要な物を処分して物を減らす
・同種の物をまとめる
この2点だと言ってきたが、
今回はこの『同種の物をまとめる』について、より深く掘り下げてみたい。

 

混沌によって発生する悩み

魔人
なあ、カイワレ。
『ウォーリーを探せ』って知ってるだろ?
カイワレ
ええ、知ってますよ。
一枚の絵の中にいっぱい人が描かれていて、その中にいるウォーリーを探し出す、っていうやつのことですよね?
魔人
ああ。それのことだ。
あれって、いざやってみると、かなり大変だろ?
魔人
あの遊びでは、『無数にある物の中から、たった一つの目的の物を探し出す』ということをやっているわけだが、
それがいかに困難なことかを示すいい例と言えるだろう。
 
難しいからこそゲームとして成り立っているのだろうがな。
カイワレ
まあ、簡単にわかったらつまんないですからね・・。
魔人
実は日常生活の中でも、人間はウォーリーを探せと同じようなことをやっていることがある。
魔人
例えば、こういうことをやる必要性が時々発生するだろ?
・A4の書類の山の中から、とあるプリントを探す。
・雑多な書類の中から、テレビの保証書を探す。
・たくさんあるケーブルの中から、デジカメ用の通信ケーブルを探す。
魔人
『大量の似たよう物の中から、一つの目的の物を探し出す』という作業だな。
考えてみれば、やっていることは、ウォーリーを探せと同じようなものだろ?
カイワレ
そう言われてみれば、そうかもしれません。宝探しというか・・。
とはいっても、全然そんな、楽しげなもんじゃないですけど。
魔人
「あのプリントどこにあったっけ?」と思った瞬間から、『ウォーリーを探せ』的な作業が始まる。
生活の中で、望んでもいないウォーリーを探せが突発的に始まるんだ・・。
魔人
たかだか1枚のプリントのために、時間も労力も消費する。
こんなことって不便すぎるとは思わんか?
魔人
こういうことが発生する理由は、部屋の中に混沌があるからだ。
 
混沌というのは、雑多で無秩序な状態。
無数の人間が描かれた、ウォーリーを探せのあの絵は、まさに混沌だ。
それと同じような状態が部屋の中にある。だから物を探すのが困難になる。
 
そういう混沌を解消しない限り、同じような探し物が繰り返されるだろう。

 

混沌を解消するには

魔人
混沌を解消するにはどうしたらいいか。
 
別に難しいことではない。
そのためには、同種の物をまとめてグループを作っていけばいい
魔人
無秩序で大量に物がある状態から、
同じ種類の物をまとめて
『グループA』、『グループB』、『グループC』、・・・
という風にグループを作っていくんだ。
 
まとめることで、物事はよりシンプルになっていく。
カオスからシンプルへ変わっていく。
カイワレ
あの・・、まとめることで、どうして混沌が解消していくんですか?
なんだかよくわかりませんが・・。
魔人
ああ。もう少し説明が必要だな。
では、どのように混沌が解消するのか、それを説明していこう。

 

まとめることでなぜ混沌が解消するのか

混沌とした状態

魔人
これは、雑多に物がある、混沌の状態のイメージだ。

まとめイメージ-混沌

魔人
混沌とした状態では物を探しにくくなるが、その理由は単純だ。
どんな物がどこにどのくらいあるのか、パッと見での把握が困難だからだ。
魔人
例えば、
・青と紫の〇がいくつあるか
・△が全部でいくつあるか
・□はどんな色の物があるか
・数が一番多いのはどの形か
 
瞬時にはわからない。
それこそ、一つ一つ見て探していくしかない。
カイワレ
ちょっと時間をかければわかりますけど、パッと見で、と言われたら難しいですね。
魔人
ああ。
基本的に、混沌とした状態において、パッと見でわかるのは、『いろんな物がたくさんある』ということだけだ。
 
これでは何もわからないのとほとんど同じだろ?

 

同種の物でまとめた状態

魔人
これを、同種の物でまとめるとどうなるか。
〇、△、□、その他、の形ごとにまとめたイメージ図だ。

まとめイメージ-形

魔人
混沌の状態と比べて、パッと見で、どんな物がどのくらいあるのか、概略が把握できるだろう。
魔人
先ほどと同じ問いをしよう。
・青と紫の〇がいくつあるか
・△が全部でいくつあるか
・□はどんな色の物があるか
・数が一番多いのはどの形か
 
混沌の状態よりもずっと早く答えが出るだろう。
魔人
こういうふうにまとまっている状態では、混沌の状態に比べ、物を探すのもずっと楽になる。
例えば、青の△を探しているのなら、どこにあるのか、そしていくつあるのかも、瞬時に把握できるだろう。
△のグループだけを見ればいいわけだからな。
魔人
この、『特定の部分だけ探せばいい』というのが重要なポイントだ。
まとめられている状態なら、全体を探す必要がない。一部だけを見ればいいんだ。
カイワレ
たしかに、他の部分を見なくていいというのはすごくラクですね。
ターゲットがギュッと絞れるから。
魔人
△のグループを見れば、青の三角が4つあることがわかる。
それから、例えば、『黒の△が無い』というようなことも明確にわかるよな。
魔人
探し物において、物を見つけることは重要だが、もし探している物が無いのであれば、無いとハッキリわかることも重要なんだ。
『もっとよく探せば見つかるかもしれない』ではなくて、ハッキリと『無い』と分かるのはありがたいことだ。
なぜなら、それが分かれば、それ以上探しても無駄だと気づけるわけだからな。
魔人
同種の物をまとめることで、どんな物がどのくらいあるのかを、速く、そして正確に把握できることがわかっただろうか。

 

さらにもう一段階まとめた状態

魔人
ついでに言うと、まとめたものは、そこからさらに細かくまとめることもできる。
魔人
先ほどのまとめた物をもう一段階まとめたイメージ図だ。

まとめイメージ-形と色

魔人
形でまとめた物に対し、さらに色ごとにまとめている。
魔人
ここまでまとめれば、どんな物がいくつあるか、さらにわかりやすくなる。
 
だがな・・、細かくまとめればまとめるほど良くなるのかというと、実際のところ、そうでもない
まとめるには何らかの容器に入れる必要があるから、あまり細かくまとめると、中の物が出し入れしにくくなったりする。
魔人
そういう弊害が出てくるから、むやみに細かくまとめる必要もなく、片づけにおいては、一段階まとめれば十分なことが多い。
カイワレ
このくらいの個数であれば、形でまとめるレベルだけで十分に把握できるし、何を探すにしてもすぐにみつかりそうだから色でまとめなくてもよさそうですね。

 

 

魔人
イメージ図による説明だけでは、実際の生活において、探し物や片づけとどう関係するのか、がわかりにくいかもしれない。
次は、実例を交えて、より具体的な話をしようと思う。
 
今回の話では、『部屋の中にある混沌が探し物を難しくしていること』と、『まとめることがその有効な解決策になること』がわかればそれでいい。

 


 

魔人の教え まとめ

  • 日常で発生する、『大量の似たよう物の中から、一つの目的の物を探し出す』作業は、混沌を解消しない限り繰り返し発生する。
  • 混沌を解消するには、同種の物をまとめてグループを作っていけばいい。
  • 同種の物でまとめると、どんな物がどのくらいあるのか、パッと見で概略が把握でき、物が探しやすくなる。
  • まとめたものは、そこからさらに細かくまとめることもできる。

 

 


 

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